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常楽寺 (川越市)[じょうらくじ]
常楽寺(じょうらくじ)は、埼玉県川越市にある時宗の寺院である。 == 歴史 ==
平安時代末期から南北朝時代にかけて、武蔵国で最大勢力の豪族であった河越氏が拠点としていた河越館の跡地の一角にある。常楽寺は河越氏の持仏堂が基となって発展したものとされる。応安元年(1368年)の武蔵平一揆で河越氏が滅んだあと、長享の乱の際には扇谷上杉家の河越城を攻略するため、山内上杉家の上杉顕定がここに上戸陣を置いた。 後北条氏が川越を支配すると重臣の大道寺政繁が領主となったが、豊臣秀吉の小田原征伐に屈し、秀吉の命で大道寺政繁はこの地で自害した。大道寺政繁供養搭がある。また河越重頼・京姫(郷御前)・源義経の供養塔もある。京姫は義経の正室で、義経と4歳の娘と共に平泉・衣川館で最期を遂げ、重頼もそのため源頼朝に誅殺された。 境内に一遍上人の像がある。石灯篭は、かつて東京芝の増上寺の徳川家の墓所にあったもの。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「常楽寺 (川越市)」の詳細全文を読む
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